今週は、先週作成したWindows Media形式の動画ファイルをホームページから配信する方法を紹介していきます。もちろん、ファイルをダウンロードしながら再生するストリーミング配信を実現することも可能です。
MPEGの動画配信を行う場合と同様に、Windows Media形式の動画ファイルもAタグによる配信が行えます。配信方法は、Aタグのリンク先(hrefの指定)をwmvファイルを指定するだけ。ただし、この場合はストリーミングとならず、ファイルをダウンロードしてから再生が行われます。
<A href="douga-1.wmv">動画再生はコチラ</A>
ストリーミングで配信を行う場合は、Real Media形式と同様にメタファイルが必要となります。Windows Media形式におけるメタファイルの記述は以下のとおりで、REFタグでwmvファイルがあるURLを指定するようにします。なお、メタファイルを保存するときの拡張子は必ず「.asx」としてください。テキストエディタが自動的に「.txt」の拡張子をつけてしまう場合は、後から自分で拡張子を修正しなければいけません。
【メタファイルの内容】
<asx version="3.0">
<entry>
<ref href="http://???.infoseek.co.jp/douga-1.wmv" />
</entry>
</asx>
HTMLファイルの記述方法は、Real Media形式とほとんど同じです。先ほど作成したメタファイル(asxファイル)へのリンクを、Aタグで記述するだけでOKです。
<A href="douga-1.asx">動画のストリーミング再生はコチラ</A>
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